パリとモンサンミッシェル2005(その5)

■5日目(9/25)
バスティーユの朝市へ。日曜日でにぎわっていて、いろいろなものが売られていました。魚介類が豊富に売られているのが目につきましたが、それ以外にも鶏の丸焼きやハムなどの肉類、野菜や果物、衣類など多彩なものが売られていました。一つ感心したのは鶏の丸焼きの屋台のオーブンで、焼いている鶏から落ちた熱い脂を受けている下の器にジャガイモが丸ごと放り込んであって、どうやらフライドポテト風の付け合わせが作られていた様子。ちゃんと見てこなかったのが心残りです。残念ながら小雨が降ってきていたため、寒さしのぎでバスティーユ駅のすぐ近くのカフェで一休み。雨はすぐに上がりました。
バスティーユからはメトロで凱旋門方面に向かい、シャンゼリゼ通りを少しだけ歩いて凱旋門は登らず下でぐるっとしただけで終わり。そこから、シャイヨー宮へメトロで行き、いよいよエッフェル塔へ。こちらは一応ちゃんと見ておきたかったのです。エッフェル塔の足下でチョコレートクレープでちょっとおなかを満たして、最初に並んだのは南の入口でしたが、ここは後で階段で登るところと判り、あらためて西の入口に並び直し、一番上のフロアへ行くことにしました。いったん最初のエレベーターで2階(日本の3階)にのぼり、そこからさらに上の最上階へ。結構混雑していて、どちらも長い時間並んでいました。風があったため、並んでいる間少し寒かったですね。最上階からの眺めは思ったより高さがあって、眺めも良くて満足でした。たどり着くまでが時間がかかるのでツアーでは飛ばされがちなようですが、今回登れて良かったです。
エッフェル塔を降りてから、近くのカフェで遅めの昼食。昨日の反省で軽目にしておきました。
そしてセーヌ川のクルーズ「バトー・ムーシュ(Bateaux-Mouches)」へ行きました。エッフェル塔から少し歩いたところのアルマ橋付近に乗船場があり、シテ島などを巡ってくるのです。食事なしの1時間ちょっとのクルーズで7ユーロでしたが、ランチやディナー付きのクルーズもあるようです。パリ中心部のセーヌ川をほとんど網羅し、船からは結構多くの観光名所が眺められました。グランパレ、コンコルド広場、オルセー美術館、チュイルリー公園、ルーブル美術館ノートルダム寺院、オステルリッツ付近で遠目に新国立図書館を眺めて折り返し、右岸を下って乗り場を通り越したらエッフェル塔自由の女神(ちっこいですが)を見て折り返し、アルマ橋までです。晴れ間も見えてそれほど寒くはなかったので、2階のオープンデッキで眺めることができました。他の遊覧船よりデッキが高い感じがしましたがどうなのでしょうか?
その後、メトロで移動してパティシエのストレーに行き、ケーキ2つとお土産用にヴァローナのチョコレートを買いました。ガイドブックを示しながら尋ねたお目当ての「ピュイ・ダムール」は売り切れてしまっていて、逆に店員さんに「ストレーが載っている!」と喜ばれてしまっただけでした。そこからポンピドーセンターに歩いて行き、すぐ南の噴水脇のベンチでストレーのケーキを食べてのんびり過ごしました。
そこからお腹を空かすつもりでちょっと歩きながらケバブの店を探しました。ケバブは割と至るところで屋台とか店頭で売られていて、柔らかく細長いパンを切って間にキャベツなどと挟んだサンドイッチタイプのものが気になっていて食べたかったのです。ところが、マレ地区方面へ歩いたためにケバブの店は見つからず、結局宿に近いオーベルカンプ(Oberkampf)付近まで歩いてきて見つけたケバブの店で食べることができました。
つづく... d:id:qa2:20050926